コンセプト策定に続いてサイトのアーキテクチャーを設計します。サイトのアーキテクチャーを以下の5つのデザインと定義します。
コンテンツデザイン
コンテンツデザインは、提供するメニューそのものやパーソナライズなどの機能の設計です。
- 提供メニューの詳細設計
- 提供機能の詳細設計
インフォメーションデザイン(情報構造の設計)
インフォメーションデザインはサイトマップに代表される構造の設計です。たとえば、深すぎる階層構造は人の認知や管理の能力範囲を超えるので、その結果サイトを訪れるユーザーが迷子になったり閲覧を諦めてしまったりすることがあります。階層構造の設計の際には、全体のボリュームを把握した上で適切な構造を決定する必要があります。
- インフォメーションエンティティ(情報の固まり感)の設計
- サイト構造の設計
- 画面構成要素の決定
アイデンティティデザイン
アイデンティティデザインは狭義な意味でのデザインです。サイトの顔であるビジュアルや全体のトーン&マナー、色使いなどを決定します。
- キービジュアル
- トーン&マナー
- カラースキーム
- タイポグラフィ
- グラフィックエレメント
インターフェイスデザイン
インターフェイスデザインは、狭義な意味でのユーザビリティ設計です。ナビゲーションのルールや画面の使い方を設計します。
- ナビゲーションルール
- 画面ゾーニング
- インタラクション
システムデザイン
システムデザインはシステムの詳細要件定義を意味します。
- プログラム機能定義
- DB構造設計
- データフロー定義
- ネットワーク設計
- ハードウェア・インフラの選定